“座りっぱなし”が脳に悪い理由と対処法

更新日: 2025-05-01


“座りっぱなし”が脳に悪い理由と対処法


「一日中パソコンの前に座っていたら、頭がぼーっとする」

「やる気も集中力もなくなっていく感じがする…」

それ、“座りすぎ”が脳に与える悪影響かもしれません。

この記事では、座りっぱなしが脳に及ぼすリスクと、その対策を紹介します。


🧠 なぜ“座りすぎ”が脳に悪いのか?


① 血流が滞り、脳への酸素が不足する


長時間座っていると、足から心臓への血流が弱まり、脳への酸素供給が低下

結果、頭が働かなくなり、集中力・記憶力が落ちていきます。


② 幸せホルモン“セロトニン”の分泌が減る


運動によって分泌されるセロトニンは、やる気・気分安定に関係する重要なホルモン。

座りっぱなしではこれが不足し、不安・うつ・無気力感を引き起こしやすくなります。


③ 脳の神経活動が“省エネモード”になる


同じ姿勢で刺激が少ないと、脳は「今は危険も変化もない」と判断して活動を低下させます。

これが、午後になると眠くなる現象にも繋がります。


🚶‍♀️ 脳を守るための3つの対処法


✅ 1. 30分に1回は“立ち上がる”


  • たとえ1分でも、立って伸びる・トイレに行く・水を汲みに行くなどの行動でOK
  • ポモドーロ・テクニックの休憩時間を活用するのも◎


✅ 2. “足を動かす”習慣をつける


  • エレベーターではなく階段
  • 電話中は立って歩く
  • ランチ後に軽く散歩


✅ 3. “座る姿勢”を見直す


  • 骨盤を立て、背筋を伸ばす
  • 足を組まず、両足を床につける
  • PC画面は目線の高さに(ノートPCなら台や本を活用)


📌 まとめ:「座りすぎ」は“現代の喫煙”とも言われる


健康面だけでなく、集中力・やる気・記憶力といった脳の機能にも深く関係する“座りすぎ”。

ちょっとした立ち上がりや、こまめな動きで、脳は驚くほど回復します。

今日から、「30分座ったら立つ」を合言葉に、脳を動かしていきましょう!